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1. 基本的な違い
シュタイングレーバーの場合は、響鳴や弦はあたりまえだが、支柱、フレーム、ケース(外装)、アクションなども共鳴体の一部をなしており、ペダルの構造も振動を感じられるようになっており、演奏者の身体と一体化するように、造られている。
2. 素材の違い
演奏者のタッチによって加えられた力は、演奏者の意図し通りに、エネルギーは維持されなければならない。シュタイングレーバーの場合は、様々な工夫を取り入れている。スティール製のアグラフ、穴があけられたカポダストロバー、熱処理よって強化された鋳鉄や駒ピンの採用。
*パーチクルボードとは
ファイバーボードとも言われ、粉末状にした木材繊維を固めた板のことです。主に南洋材などの植物繊維を主原料にして作った、板状の建築材料です。木材の繊維を解きほぐし、接着剤や合成樹脂などを加えて、板状に成形して作る。さらに、端材や廃材も無駄なく利用できるため、通常の木材に比べて低価格である。
3. 響鳴板の製法にも個性が
響鳴板は、平面的な板ではなく、中央部分が高めで、周辺部が比較的低くなっている。クラウンと呼ばれる独特の形状をしている。スプルースと呼ばれる針葉樹を素材として用いますが、産地や樹種よって均一ではないため、シュタイングレバーの場合は、サンドテストと言う方法で素材を一枚ずつテストする。
4. エネルギーの循環
シュタイングレ-バーの場合は、前述のように、楽器全体が、一つの共鳴体となっており、弦を調律すると駒を通じて響鳴板を緊張させ、グランドピアノの場合は、弦の張力は、ベリーレールと呼ばれる個所で緊張が高まり、側板を傾斜させ、響板をさらに緊張させる。
このような、エネルギーの循環はシュタイングレ−バー独特のものです。
5.無限の可能性・・・自在なあなただけのピアノ造り
シュタイングレーバーは、一台一台手造りされてるれる。従って、音色やタッチなど、ピアノの本質的な性能に関しては、シュタイングレーバーの基本的コンセプトからはみ出さない範囲で、あなたのお好みを、すべて実現させることが可能です。
更に、ケース(外装、ペダルや脚)の形状や塗装の仕上げついても、カタログにある物以外にのあなたなの希望を実現できる。例えば、腕木や譜面台や側板などに彫刻やモールを施す場合には、教会のドアなどを制作す職人があたります。
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Steingraeber社(Bayreuth)