本文へスキップ

ピアノプラザフロイデは東北最大級のピアノ専門店です。新品・中古ピアノ、輸入ピアノ、電子ピアノまで…調律・修理、買取、ピアノレッスンも承っております。

TEL. 0120-027-101

郡山本店 〒963-8846 福島県郡山市久留米2-135-3
福島店 〒960-8164 福島県福島市八木田字神明42-5


「シュタイングレーバーピアノ」についてYAMAHA-USED-PIANO

シュタイングレーバー家のピアノ製作の歴史は、1820年にゴットリーブ・ シュタイングレーバー氏によってチューリンゲン州のアルンシャウク(Arnshauck)の町で始まりました。2代目のエドワード・シュタイングレーバーは 1852年に現在のバイエルン州バイロイト(Bayreuth)市に工場を建設し、現在6代目のウド・シュミット・シュタイングレーバー氏によって、世界で最も伝統的技法を継承するピアノメーカーとして引き継がれています。
シュタイングレーバーは、ザウター同様、同一の家族代々家業を引き継ぎ、現在に至っています。その生産台数は、最近漸く5万台を達成したベーゼンドルファーよりも少なく、現在(2017年)でも48000台程度しかありません。

シュタイングレーバーピアノは、ワーグナーのオペラ公演で有名なバイロイト音楽祭で有名な、バイエルン州の小都市バイロイトで製造されています。 フランツ・リスト(ピアニスト、作曲家)、リヒャルト・ワーグナー(作曲家、指揮者)ダニエル・バレンボイム(ピアニスト、指揮者)、エディット・マティス(ソプラノ歌手、夫は指揮者のヘルマン・クレー)、シプリアン・カツァリス(ピアニスト)、ジュセッペ・シノーポリ(指揮者、作曲家)などを筆頭に、世界中の音楽家によって、弾き継がれてきた名器=シュタイングレーバー。 そして、パリの音楽専門誌が行うピアノの性能・品質を競うコンテストでもグランプリを幾度も受賞しています。 また、アメリカの「The piano book」 の評価でも、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ブリュートナー、ファツィオリ等と並んで、最上級という高い位を受けています。

フランツ・リストが最後にたどり着いたピアノのページへ

Steingraeber&Sohne(シュタイングレーバー&ゼーネ)
展示中在庫ピアノ(新宿店)

A170N-Classic
新品


ドイツ バイロイト製
黒艶出し仕上げ
高さ102cm 奥行 170cm 間口153cm 重量 291kg

価格はお問合せください
B192N-Classic
新品


ドイツ バイロイト製
オーク艶消し仕上げ
高さ103cm 奥行193cm 間口154cm 重量320s

価格はお問合せ下さい
130


1989年 ドイツ バイロイト製
オーク艶消し仕上げ
高さ130cm 奥行63cm 間口143cm 重量227s

価格はお問合せ下さい

シュタイングレーバーピアノの技術・特徴
シュタイングレーバー本社へ研修に行って来ました♪その様子を一部公開!

ピアノは、大量生産メーカーも含め、各種の木材、鉄や銅など金属、ウールのフェルト等で造られている。 しかし、メーカーによってかなりの違いがある。それは、ピアノを弾かれる方は、必ず感じているはずだ。 シュタイングレーバーも、他のピアノとはかなりの違いがある。

.  基本的な違い

シュタイングレーバーの場合は、響鳴や弦はあたりまえだが、支柱、フレーム、ケース(外装)、アクションなども共鳴体の一部をなしており、ペダルの構造も振動を感じられるようになっており、演奏者の身体と一体化するように、造られている。

  

.  素材の違い

 演奏者のタッチによって加えられた力は、演奏者の意図し通りに、エネルギーは維持されなければならない。シュタイングレーバーの場合は、様々な工夫を取り入れている。スティール製のアグラフ、穴があけられたカポダストロバー、熱処理よって強化された鋳鉄や駒ピンの採用。 いわゆるパーチクルボードは一切使用せず、100%天然木材が使用され、ボンド系の弾性接着剤は使用せず、化粧板張りとダンパー部分を残して、殆どが尿素樹脂接着剤と骨膠と耐水性のある特殊な骨膠をしようしている。

 

*パーチクルボードとは
 ファイバーボードとも言われ、粉末状にした木材繊維を固めた板のことです。主に南洋材などの植物繊維を主原料にして作った、板状の建築材料です。木材の繊維を解きほぐし、接着剤や合成樹脂などを加えて、板状に成形して作る。さらに、端材や廃材も無駄なく利用できるため、通常の木材に比べて低価格である。

.  響鳴板の製法にも個性が

 響鳴板は、平面的な板ではなく、中央部分が高めで、周辺部が比較的低くなっている。クラウンと呼ばれる独特の形状をしている。スプルースと呼ばれる針葉樹を素材として用いますが、産地や樹種よって均一ではないため、シュタイングレバーの場合は、サンドテストと言う方法で素材を一枚ずつテストする。サンドテストと言うのは、細粒砂を響板の上に撒き、駒を叩いて、砂が動く場所と、動かない場所を突き止め削りを施して、適当な厚さに調整する。

 

.   エネルギーの循環

 シュタイングレ-バーの場合は、前述のように、楽器全体が、一つの共鳴体となっており、弦を調律すると駒を通じて響鳴板を緊張させ、グランドピアノの場合は、弦の張力は、ベリーレールと呼ばれる個所で緊張が高まり、側板を傾斜させ、響板をさらに緊張させる。
このような、エネルギーの循環はシュタイングレ−バー独特のものです。

 


5.無限の可能性・・・自在なあなただけのピアノ造り

 シュタイングレーバーは、一台一台手造りされてるれる。従って、音色やタッチなど、ピアノの本質的な性能に関しては、シュタイングレーバーの基本的コンセプトからはみ出さない範囲で、あなたのお好みを、すべて実現させることが可能です。
 更に、ケース(外装、ペダルや脚)の形状や塗装の仕上げついても、カタログにある物以外にのあなたなの希望を実現できる。例えば、腕木や譜面台や側板などに彫刻やモールを施す場合には、教会のドアなどを制作す職人があたります。 

 

新宿店 シュタイングレーバーピアノのページへ
Steingraeber社(Bayreuth) ホームページへ

バナースペース


株式会社フロイデ
ピアノプラザ

<郡山本社>
〒963-8846
福島県郡山市久留米2-135-3
TEL 024-937-3555
店舗情報・アクセス

<福島店>
〒960-8164
福島県福島市八木田字神明42-5
TEL 024-546-9169
店舗情報・アクセス






東京・新宿 輸入ピアノ専門店
スタインウェイS155展示中!



↓「ピアノ1級調律技能師Tのブログ」ではグランドピアノの特殊修理の様子や現在の修理状況等をご覧いただけます!